東京都小金井市は、東京西部にあり緑豊かな公園も多い落ち着いた地域で、新しくマイホームを購入して移り住む方が増えています。
そんな小金井市では、雨水浸透施設の設置やコミュニティバスの運行などの特徴があることをご存知ですか。
この記事で詳しく解説していきます。
小金井市の暮らしの特徴①雨水浸透ます
小金井市では、雨水浸透ますを利用して雨を下水道に流さず大地へそのまま返す取り組みを行っています。
雨水浸透ますとは雨水をためる器で、周囲に細かい穴がたくさん開いていて、たまった雨水がゆっくりと流れだすように作られています。
これを家屋や建物の敷地内の土中に埋めておき、雨水が流れ込むとますを通って少しずつ大地に水が浸み込んでいく仕組みです。
近年は道路の舗装などにより、雨水が大地に浸透せず、すべて河川に直接流れ込むため洪水が多発しています。
雨水浸透ますは土壌への水分供給と同時に水害防止にもつながっているのです。
この取り組みですが、雨水浸透ますの市内設置率は約61%と非常に高く、設置数は約71,000個と、市内全域に浸透していることがわかるでしょう。
世界にも誇れる数字になっています。
このように、小金井市は環境に優しい取り組みをしている特徴があり、暮らしにも良い影響をもたらしていることが理解できると思います。
個人の家屋に雨水浸透ますを設置する場合は、市から設置工事費用を助成しているため、興味のある方は是非検討してみてください。
小金井市の暮らしの特徴②COCOバス
COCOバスは、小金井市を走るコミュニティバスです。
ピンク色の外観が特徴的なかわいいバスで、市民にとって欠かせない存在です。
現在運行されている路線は、
・北東部循環
・貫井前原循環
・東町循環
・中町循環
・野川・七軒家循環(COCOバス・ミニ)
の5路線で、市内各地を走っています。
小金井市は電車を利用した都心へのアクセスが良いものの、市内の移動は車がないと不便な面があります。
しかし、車を持っていない世帯も多いのが現状です。
そのような世帯にCOCOバスを利用してもらうことで、市内各地へ便利に移動してもらえるような取り組みを行っています。
また、移動が困難な高齢世帯でもバスを利用することで、買い物へ行くことができるようになります。
このように、市民のニーズに合わせた運行を行なっており、老若男女問わず多くの方々が利用しているのです。
小金井市で新しく暮らし始める方は、車を持っていないと市内の移動が不便なのではないかと不安に思うでしょう。
なかには、利便性の高い駅周辺に特化して土地を探している方がいるかもしれませんね。
しかし、小金井市はCOCOバスが市内に走っているので、駅から離れていてもバスを利用して移動することが可能です。
このような、市民の暮らしやすさを後押しする取り組みであることが特徴で、今後も住みやすいまちづくりが進んでいくでしょう。
まとめ
小金井市は、雨水浸透ますやCOCOバスを通して、暮らしやすいまちづくりをしていく工夫をしています。
都心にも近くアクセスが良いので、移住してからも安心ですね。
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